空の彼方 水平線のむこう

空の彼方 

水平線のむこう

右腕の上にうずく感覚

来たっ

ヤツが来た

右腕がしびれ 電気が走る

しばしの間 視界が暗転する

いでよ 我が身体の化け物よ

その姿 眼に焼きとどめ

いざ行かん 暗黒息の根を絶つまで 

我は戦う

だが あわてることはない

コトは 始まったばかりだから

夜空のむこう

星の彼方

この身朽ち果て

銀河の星に なりかわるまで