砂の含んだ風

バチバチと砂の含んだ風が

車に容赦無く突き当たる

先は土ぼこりが舞いあがり

ぼんやりとしている

ライトの光だけが

自らの進む方向を知らせている

メーターは

警告を出している

さて

どうするか

ふと見上げると太陽

かすんでいる

ラップタイムは

そして今の位置は

いやそれだけではない

胸を突き刺すような

心の痛み

そして

絶望的な不安感

その刹那

視界が開けた

「いける」

今自分の闇と

夜のような砂の闇の中

闘いは続いているのである

ここはダカール

うそつけ

通勤している道だってばよ

なんで洗車したあと

砂が飛ぶだよーっヾ(- -;)

ジェミニは走りつづける

やがて見えるだろう

勝利

いや

そうではない

それは

新たなる希望

未知なる軌跡を道に描きながら

悪路を走り行くのであった

というか

また道迷ってんだろ

ヾ(- -;)

春一番らしい・・・

追記

月とすっぽん

いや

月と太陽間違えていたよーだ[E:bullettrain]