地震小説β版 仮題 地の中のナマズ

地震小説β版

仮題 地の中のナマズ

200X年

某大学地震科学研究室

モニターに食い入るように見つめる研究員

「これは・・・」

かたわらで頭がボサボサで強い度のメガネをかけた博士がつぶやく。

「ようやくつけたな坊ちゃん」

「坊ちゃんはやめてください茶川博士」

「いやいや赤井クン、なまずだよ」

なまず?」

「長年の研究の成果の兆しだ。つづけたまえ」

「はあ・・・」

巨大なPC群の中の一つちっぽけなコンソールに赤井はなにやらコマンドを打ちつづけた。

「ほうっ」

茶川博士がつぶやく

「昔、日本には地震は地の中のナマズが暴れるといわれておった」

「しかし、この地下活動の微小振動と微電流の関係が」

「そこだよ、実はマグマは一定の物質ではなく、ある特性をもっている」

「先生得意の例の鉱物擬似生物ですか」

「そうだよ、あたかも生物のようなふるまいをする」

「けど、コレだけでは」

「まあ、サーバに繋いで。私のところへつないでくれ」

「はぁ」

赤井は何やらかちゃかちゃとキーボードを叩き数回クリックして画面を切り替えた。

「そこの秘密の小部屋だ」

「趣味わるいですね」

「いいではないか、内緒の研究だ。予算がつかないので大学には言っていない」

「まったく、あなたという人は」

「そこの画像フォルダーのシークレットの1」

「ハイハイ」

しばらくして別画面にグラフが映し出された

「ああ、これだよ、大酒のみのボブの」

「これは」

「まだ世間には知られていないが天体というか宇宙からの鼓動だ」

「はあー」

「ポーカーで負けたカタにもらった」

「博士っ」

「いいから、ちょいとかして」

茶川博士はおぼつかない手でキーボードを叩く

「Hのキーと」

「やりましょうか?」

「いやここからパスワードだ。私しか知らん」

「・・・」

打ち終わるとなにやら天体図と三次元データが映し出された

「さあ遊ぼうか?これが未知との遭遇だ」

「こ、これは」

「いやボブがな、あいつも余興で遊んでたら見つけたそうだ」

「太陽系になにやらXと」

「ああ、目では見えない、力の場と言うべきものだな」

「どうしてこれを発表なさらないのですか」

「世の中の常識を覆すからさ。コイツの放出エネルギーとさっきの地震関係のデータを見比べてくれ」

「はい。あっっ」

「見事なハーモニーを見せてるだろう。真実はシンプルで美しい・・・」

「しかし、これだけでは」

「うも、そうなんだ。彼はかれこれ5年ほどコイツとついきあってきた」

「それで」

「どうも、最近リズムが乱れてる。ちょっとかして」

茶川博士はクリックを数回して画面を切り替えた。

「最近3年間のデータのトレンドだ。明らかに増加している」

「それとさっきの微振動と、微電流の関係は」

「そう【なまず】が動き出すかもしれない」

「どのくらい」

「それがわかれば大金持ちさ」

Y市O峠

ドリフトをかけながら一台の車が現れる。

車が止まる

「あれ、なんだ?」

妙な形の一筋の太い雲が東西に伸びていた。

「写メしとこっ」

これか後程大きな災いの元になるとは

このとき誰も思わなかった。

そう、誰も。

これを400字詰め原稿用紙300枚

概要は400字詰め原稿用紙3枚以内にまとめ

投函すれば・・・運よか金はいるぞーっ

その前にパクりだな。

日本沈没」と「アルマゲドン」となにやかんやを

たして平均出したものになりそーだ。

ここから先

イケメンニーチャンと

萌え女性とか登場させて オイオイ(;゜△゜)ツ☆(゜ ー゜)ン?

引っ掻き回して

こねくり回せばOK。